毎年、11月第三水曜日は「世界COPDデー」です。以前は、肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていた疾患ですが、飛躍的に治療が進歩しております。薬剤治療では、長時間作用性気管支拡張薬の吸入を1日1回または2回定期的に使用します。呼吸リハビリテーションと組み合わせることで、健常な方と変わりのない生活が可能になってきました。高齢者に多い疾患ですので、高血圧や糖尿病、心血管疾患などとの合併が多いため、複数の診療科で協力し、COPDの診断・治療をより良いものにできればと考えております。
2024年11月20日(水)、佐賀新聞の朝刊に、髙橋浩一郎診療教授のコメントが掲載されております。