佐賀県感染症等医療提供体制強化事業の一環として、昨年11月から開催している呼吸器内科育成セミナーの第3弾を11月9日に開催いたしました。
今回は、冬季のワクチン接種の時期を迎えるにあたり、押さえておきたいワクチンのあれこれについて、田代講師からのワンポイントレクチャーを、また、呼吸器内科の特色とキャリア形成について、髙橋准教授からの説明を行いました。
そして、実技演習として、胸水穿刺・胸腔ドレーン留置のハンズオンセミナーを実施いたしました。小宮助教から胸水穿刺・胸腔ドレーン留置についてのレクチャーを受けた後、実技演習モデルを使用して、参加者の方1人1人に両方の手技を行っていただきました。演習では好生館の岩永呼吸器内科部長にもご指導いただき、具体的なアドバイスを聞きながら実践に即した学びの機会となったのではないかと思います。
また、途中のお菓子休憩、セミナー後の懇親会では、参加者同士での情報交換や、呼吸器内科医師とざっくばらんに話す、よい機会になったかと思います。
今年度の呼吸器内科育成セミナーはおかげ様で予定通り終了することができました。ご参加、ご支援いただきましたみなさま、ありがとうございました。来年度以降も、研修医の先生や医学生の皆様に呼吸器内科について興味を持っていただき、また、楽しく学んでいただける企画を考えていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。