我が国のぜんそく有病率は、成人の5%程度(成人ぜんそくの患者数は約500万人)と推定されています。吸入ステロイドを中心とした吸入治療の普及により多くの方は、健康な人と変わりない生活が送れるようになっています。しかし、成人ぜんそくの約1割は、このような吸入治療を受けてもコントロール不良な「難治性ぜんそく」とされています。
近年、これらの難治性ぜんそく患者さんに対する治療として生物学的製剤が用いられるようになり、ぜんそく治療が飛躍的に進歩しました。呼吸器内科では、治療にお困りの患者さんのために「難治性ぜんそく外来」を開設しました。
呼吸器内科 髙橋浩一郎
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